![]() |
初心者編の目次 > 小品盆栽=テキスト版 |
![]() |
|
||
[ 小品盆栽の魅力と手入れ・Q&A集 ]
|
小品盆栽の魅力 身近に手入れできる 用土、肥料も少なくてすむ 消毒も簡単 場所を取らない 取り込みも簡単 小さくて軽い 速くできる 安価なものから楽しめる 簡単に楽しめる 鉢合わせが楽しい この様に、軽く、小さく、手軽で簡単ですが、 盆養が長くなると、大型盆栽のような風格が備わって来ます。 しかし、小さいがゆえに、気を使わねばならない事もあります。 でも、次のヒントを参考になされば、思ったよりも簡単に楽しめることでしょう。 トップへ |
初心者へのアドバイス 小品盆栽を買ったけれども、1年でからしてしまった。また2年目には実がつかなかった等、難しく考えている人が多いが、失敗の原因は次のようなものが大部分です。 失敗の原因の7つの”不足” 環境面では、、、 1. 日照不足 どんな樹種でも、大陽の光が要らないものはありません。真夏を除いて2〜3時間位は、陽の当たる屋外へ。 2. 通風不足 ほどよい風通しが必要です。風通しが悪いと、病気や枝枯れの原因になります。ただし、冬の乾燥した風や、強すぎる”ビル風”などは禁物です。 管理面では、、、 3. 水不足 水は、その木が欲しがっているときに、タップリと鉢底から流れ出るまで、与えるのが理想です。 現実的には、毎日の決まった時間に、鉢底から水が流れ出るまで与える。この時、表土上に水が3秒以上、溜まらない様に、用土の工夫をします。水遣りは、鉢内の空気を入れ替える、重要な目的もあります。 一般的に、やり過ぎで枯らすより、水不足で枯らす事の方が、初心者は多いようです。特に、水不足で根をいためたあと、水のやり過ぎで根を、腐らせてしまう事が多いようです。 4. 肥料不足 肥料は生長期に、4〜5回は取り替えましょう。肥料は、1度に多くではなく、少しづつ長期間与えると良いでしょう。肥料不足は、直接枯死の原因にはなりませんが、小枝が枯れたりする原因になります。 5. 消毒不足 消毒は樹種によって異なりますが、害虫剤と病気の薬は混同しないで、説明書に従って適材適時行いましょう。病気や害虫の発生する前に予防として行うのが理想です。 6. 手入れ不足 一般に、初心者は枝を切るのが億劫で、手入れをしない方がほとんどです。完成樹の樹形を参考にして、自分で理想とするイメージを、想定することが大切です。 7. 植替え不足 小品盆栽の植替えは、鉢が小さいので早めに行いましょう。松柏では2〜3年に1度、雑木・実物類は毎年行います。植替え不足は根を詰まらせ、水の通りを悪くします。水を掛けて5秒以内に、表土上の水が引かなくなれば植え替えましょう。 トップへ |
夏期の管理のヒント 小品盆栽は夏場の管理に気を使いましょう。 次の様な工夫を参考にして、夏場をしのぎましょう。 寒冷遮をはる。(遮光率50%以下で) 午後の日射を避ける。 水盤に濡れた砂を盛り上げ、その上で管理する。 大きな鉢に培養土を入れて、二重鉢にする。 これらの目的は、鉢の過剰な温度上昇を防ぐことです。 小品盆栽は、比較的に小さい鉢を使いますので、 水を夏でも十分やれる場合でも、注意しましょう。 トップへ |
冬期の管理のヒント 小品盆栽は冬場の管理にも気を使いましょう。 部屋の中へ入れる。(暖房のない、直射日光の当たらない場所へ) 乾燥と凍結を防ぐ。 北風を避ける囲いをする。 棚下や軒下を利用する。 スチロールの箱を利用する。 くれぐれも、水切れに注意して、何よりも凍結と乾燥をさせないことです。 トップへ |
Q&A集(FAQ) ここに無い質問は、”盆栽リンク”のペ−ジのプロに聞くをご利用下さい。 または、組合加盟盆栽園等のホ−ムペ−ジの、質問コ−ナ−で答えが見つかるかも知れません。 このページは、全日本小品盆栽協会と全国小品盆栽組合の、協力を得て作成しました。 <Q> どんな植物が、小品盆栽に向いていますか。 <A> 私達の身の回りにある植物の大半は、小品盆栽に仕立てる事が出来ます。 植物は私達が考えているよりも、順応性は高いのです。しかし、急激な環境変化には弱いので、それなりの配慮は必要です。 小さな鉢で、時間をかけて環境に慣らせる様に育てると、野性味を損なわず良いでしょう。 <Q> 手入れ方法について、詳しく知りたいのですが。 <A> お近くの先輩や盆栽園に、訊ねられるのが一番です。 なぜなら、先の答えと重複しますが、順応性は有るが、急激な環境変化には弱いということは、言い換えれば、植物の生育はその土地の、気候風土に左右されやすい、と言うことでもあります。 よって、お近くの先輩や盆栽園に、訊ねられるのが一番と言うことになります。 盆栽リンク集の”プロに聞く !”なども、ご活用ください。 解説書は関東地方(又は、執筆者の居住地)を基準とした、一般的な事柄になりがちです。一流盆栽誌の記事は、地域ごとの手入れ記事が出ていますので、ご自分の地域の気候風土に合ったものを、参考にして下さい。 革新的な技術紹介に、飛びつくと思わぬ落とし穴があるかも知れません。特に、大物盆栽の革新的な技術は、小品盆栽に殆ど当てはまらないと、思って差し支え無いでしょう。 因みに、このホ−ムペ−ジの内容は、阪神地方が基準になっています。 <Q> 小品盆栽の大きさについて、基準はありますか。 <A> ”小品盆栽”(しょうひんぼんさい)には、特に明確なサイズ基準はありません。 生活環境の変化に伴い、30年前と比べて少し大きいサイズも、小品盆栽の範疇に入れられる様になりました。 そして小品盆栽の中でも、今風でカジュアルな小品盆栽の総称として、「ミニボンサイ」と呼ばれることもあります。 サイズに対する意識が深まって来たのは、一つ一つを手にとって鑑賞していた時代から、現代のように飾台を使って鑑賞する、コンテスト形式の展示会が盛んになって来たことも理由に挙げられます。 大雑把ですが、一般的な呼び名とされているものを、樹高により分類すると次の様に分けられます。 表T
以上の他にも分け方が有るようですが、 これらはあくまでも樹高による呼び名で、明確な寸法基準ではありません。 また ”雅風盆栽” (がふうぼんさい)の様に、樹高寸法(13cm〜25cm位)に加えて樹格の充実度をより重要視(悠雅小品盆栽登録樹に相当)して、呼称されるものも有ります。 それとは反対に、小品盆栽の中でも、今風でカジュアルな小品盆栽の総称として、「ミニボンサイ」と呼ばれることもあります。 また、盆栽業界では、樹高約30cm(1尺)位以下を総称して、”小物盆栽”(こものぼんさい)と言うこともあります。 そして、時には”小物盆栽”=”小品盆栽”として、扱われる場合もあるようです。 ちなみに”小物盆栽”に対して、樹高約60cm(2尺)位以下を”盆栽”、それ以上大きいものは”大物盆栽”と呼ばれています。 これは室内(伝統的な和室、床の間など)で、盆栽が鑑賞されてきた歴史的な素因によると思われます。 (社)全日本小品盆栽協会では樹高基準を定めていませんが、協会が主催する全国的な展示会では、盆樹としての充実度・完成度や、飾りとしての美的調和を、審査する都合もありますから、一定の審査基準 (全日本小品盆栽協会の例) として、その都度発表しています。 審査に応募される方は確認して下さい。 最近では一般の展示会でも、これに準じる傾向にあります。 一般的には普通サイズの盆樹に比べて小型のものの内、樹高25cm位以下を、”小品盆栽”と総称(海外では、10インチ以下はShohinなどと呼ばれています)して呼び、これ以上の樹高のものを貴風盆栽と呼ばれているようです。 樹高を図る場合は、鉢上縁面より計り、懸崖樹形では盆樹の上下を計ります。 何れにしましても、盆樹も植物でありますので、年々僅かずつ太く大きく成長してまいります。 技術である程度、カバー出来ますが、大きさを維持する事にこだわり過ぎることは、必ずしも樹格向上には結びつきません。 その樹の特性を生かしつつ、樹形構想を立てて樹格の充実を愉しみたいと思います。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<Q> 小品盆栽の完成木は、どうして高価なのですか。 <A> 小品盆栽も生き物ですから、完成木といえども、日々の管理が必要です。 銘木と呼ばれる小品盆栽は、何十年もの間、小さな鉢で盆樹として、維持されて来たのです。その間に、自然淘汰と愛好者達による美的選別が、繰り返されて樹格を上げて来たもので、非常に価値のある樹なのです。 当然、樹種やその時代によっては、人気度も変化します。しかし、その盆樹の絶対価値が、変わる訳では有りません。 全日本小品盆栽協会では、この様な価値のある盆樹や盆器の、維持や保存を応援するために、登録制度を行っています。 トップへ |
| 前のページに戻る場合は、ブラウザの”戻る”ボタンを使ってください。 全てのページにおいて、 文章・画像および写真の無断転載を一切禁じます。 To come back to the previous page use the "back" button on your browser. No photos, images and texts may be used without permission. Copyright(C) All Japan Shohin-Bonsai Association Nishinomiya Branch Office All Rights Reserved. Copyright(C) All Japan Shohin-Bonsai Association All Rights Reserved. Appearance : 2000/06/05 This page last modified: 2005/08/01 |
|||
| This page produced by All Japan Shohin-Bonsai Association Nishinomiya Branch Office. |