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MIYABI BONSAI-ART by Higuchi Takeshi
"Display of Bonsai, Suiseki and Curio in Tokonoma"
盆栽の飾り方 T  /  First step of Bonsai display.
summary in English here


項  目

Vol.10    盆栽飾りの基本



Vol.11    季節を表現しましょう
Vol.11.1 初夏の飾り
Vol.11.2 秋の飾り

Vol.12    盆栽の飾り方について
Vol.12.1 季節を表現しましょう U
Vol.12.2 想像力を膨らませる飾り
Vol.12.3 景色を広げる工夫
Vol.12.4 空間の使い方・間合いの取り方

Vol.13    陳列の作法
Vol.13.1 基礎事項
Vol.13.2 品格を理解し、体得する

Vol.14    盆栽とは飾って楽しむもの
Vol.14.1 盆栽とは
Vol.14.2 盆栽の目的
Vol.14.3 盆栽の歴史
Vol.14.4 盆栽の大きさについて

Vol.15    盆栽の樹形は自然樹が手本です
Vol.15.1 直幹
Vol.15.2 斜幹・吹き流し
Vol.15.3 模様木
Vol.15.4 懸崖・半懸崖
Vol.15.5 株立ち
Vol.15.6 筏吹
Vol.15.7 根連なり(ねづら)
Vol.15.8 文人木

Vol.16    盆栽向き樹種の分類
Vol.16.1 松柏盆栽
Vol.16.2 雑木盆栽
Vol.16.3 花もの・実もの盆栽

Vol.17   主要参考文献

Vol.19   盆栽用語集・英訳対照
Vol.19.00   樹種名集
Vol.19.10   樹形名集
Vol.19.20   用語集
Vol.19.30   鉢用語集
Vol.19.40   盆栽のサイズ




盆栽の飾り方 U


Vol.20   資料編 / 道具類

Vol.21    盆器
Vol.21.1 盆器の特性
Vol.21.2 名鉢の条件
Vol.21.3 盆器の取り扱い方
Vol.21.4 盆器の呼称と表記(Vol.19.30)
Vol.21.5 鉢合わせ

Vol.22    飾台
Vol.22.1 飾台について
Vol.22.2 用材と特徴
Vol.22.3.1 形の種類・飾り棚
Vol.22.3.2 形の種類・机卓
Vol.22.3.3 形の種類・小卓
Vol.22.3.4 形の種類・高卓
Vol.22.3.5 形の種類・天然彫
Vol.22.3.6 形の種類・地板

Vol.23    添配
Vol.23.1 添配の区分
Vol.23.2 添配の使い方
Vol.23.3 添配の種類 1
Vol.23.4 添配の種類 2

Vol.24    掛物
Vol.24.1 掛物の使い方
Vol.24.2 補助用具

Vol.25    保管
Vol.25.1 保管箱を作る
Vol.25.2 保存・保護の工夫












































Vol.12   盆栽の飾り方について

”席飾り”を例にして盆栽飾りの基本的な事柄を、簡単に説明いたしましょう。

主木の五葉松は、枝先も充実してきて、一応の仕上がりを見ましたので、この盆樹を使って床飾りをして見たいと思います。


Vol.12.1   季節を表現しましょう U

会場は、雅風展を想定していますので、季節は冬です。 飾りに使う道具立ては、すべてに冬を強く表現するものを、揃える必要はありませんが、少なくとも他の季節を、表すものは避けましょう。 とくに、季節の流れに逆行するものは、ダメです。 ほんの少し季節を、先取りするのなら許されます。
主木の五葉松には、あまり季節感はありません。ここでは、野ばらの実で季節を表現しています。 実の残す数で、雰囲気を調節できます。 また、樹鉢の釉色を変えることでも調節できます。 しかし、冬季だからといっても、あまり寒々しく、暗くなり過ぎぬように、展示会などでは、周りの席との調和も、気に留めましょう。    参考 : Vol.11.1    Vol.11.2



Vol.12.2   想像力を膨らませる飾り


ここでは、掛け軸 ”なごり月” と、添えの万年青の鉢に、五彩絵付け鉢を使って山里の風景を、想起させています。 この場合も、あまりに写実的な図柄では、かえって景色を限定してしまいがちです。 先の野ばらも山里の風景を、想起させていますので、この飾りでは、少しくどくなったかも知れません。 特にこの席だけを、じっくり観賞して頂く場合は、自慢の名品でありましても、他の道具(樹鉢)に変えた方が良いでしょう。


Vol.12.3   景色を広げる工夫


先の項目では、風景を想起させる道具立てを選びました。 これを逆に取り去ったり省略することで、そこに無いものを想像させることも、一つの方法です。 その位置に有るべきであろうものを、あれこれと想像させるのです。 この場合は、観る方と飾る方の価値観、ひいては人生観などお互いが、同等であることが条件となるでしょう。 そしてこれこそは、盆栽遊びの真骨頂かも知れません。 だから、一人よがりの思い入れは、厳に慎みましょう。 そして他の文化における約束ごとなど、より深い見識を求めて、研鑚に勤めなくてはなりません。 一寸重たい話になりましたが、自戒も込めてあくまでも、気持ち的にはということです。


Vol.12.4   空間の使い方・間合いの取り方


Vol.12.4.1   これは、言葉で説明しにくいので、下に図を用意しました。 微妙な違いを、感じとってください。



Vol.12.4.2   上の写真に比べて、間合いを広くとる様に調節しました。 間合いを広くとっても、適度な緊張感を保つ様にします。 (画面の上でクリックすると拡大します)




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Special thanks to Susi Poulson, Issen Yamamoto, Masaru Urabe, Kindai Bonsai, El Dorado Bonsai School.
Appearance : 2000/10/26 , Last modified: 2003/04/08

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